院内インターネット接続の導入事例が「全国自治体病院学会」に紹介されました。

病院職員向け院内インターネット接続環境の構築
大栢 清雄様
京都市立病院 事務局 医事課


病院スタッフがいつでも最新の医療情報を入手できるように院内に高速大容量の無線LAN環境を低コストで構築
当院では職員向けインターネットサービス基盤として,平成24年秋にサービスを導入しました。
日進月歩する医療現場では,医師,看護師,コメディカル等の職員は常に最新の医療情報を入手しておく必要があり,インターネットは情報収集を行う上で必要不可欠なものとなっています。
医療スタッフからの「自由にインターネットに接続できる環境を整えて欲しい」という要望があり,病院側も十分な患者様サービスを行うにあたり,病院スタッフ向けのインターネット環境の整備やBYOD※の推進は必要であるとの判断から,インターネット用に新たなネットワークを構築することとなりました。
複数の通信事業者を比較検討し,コスト面や機能面,設備構築面から,回線・プロバイダ・機器保守・ヘルプデスクをワンストップで行えるという点を評価し,株式会社NTTぷらら様のサービスを導入しました。また,医療スタッフの使い勝手を考慮し,機動性の高い無線LANでの整備を図りました。
医療スタッフ待望のネットワークが完成し,スピードもサービスも申し分のないインターネット環境が整ったと思います。新館での稼働もあり,医療スタッフは快適に医療に従事できると思います。但し無線LANはセキュリティ管理が難しいのが現状です。機器の接続状況や通信状況の把握ができれば,全国の医療機関に胸を張っておすすめできるネットワークではないかと思っています。


ここまで引用
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BYOD※Bring Your Own Device。企業などで従業員が私物の情報端末などを持ち込んで業務で利用すること。私用で普段から使っているスマートフォンなどから企業の情報システムにアクセスし、必要な情報を閲覧したり入力したりすることなどを意味する。